2013年8月13日火曜日

エイセクシュアリティとDSM-5(2):Male Hypoactive Sexual Desire Disorderについて

http://yukieba.blogspot.jp/2013/07/dsm-5female-sexual-interestarousal_2532.html
の続きです。今回の記事ではMale Hypoactive Sexual Desire Disorder(男性の性的欲求低下障害)についてみていきます。
なお以下の翻訳も坂口ユキエによるもので、私は精神医学の専門家ではないことをお断りしておきます。

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A.性的行為のための性的/エロティックな思考もしくはファンタジー、および欲望が、持続的もしくは反復的に、不足(あるいは無い)状態

B. Aの基準における症状は、少なくとも約半年間の持続を続ける(坂口ユキエ注:原文も意味が二重になっています)

C. Aの基準における症状は、臨床的にその個人に著しい苦痛を引き起こす。

D. 性的機能不全は、性的でない精神障害、もしくは深刻な関係の苦痛の結果、もしくは他のストレス要因によって説明されるのはベターでない。また性的機能不全は物質あるいは投薬の結果、もしくは別の医学的症状の影響に因るものではない。

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B以下は女性(Female Sexual Interest/Arousal Disorder)のとほとんど同じです。
女性のほうがAの診断基準の内容が詳しく書かれています。


【2013年10月30日追記】
追加情報があります。
「DSM-5について:Anno Job Logより」
http://yukieba.blogspot.jp/2013/10/dsm-5anno-job-log.html

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